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資料名達魯花赤竹君之碑2
資料記号uz2p02
文字/言語漢字/漢語
材質/形態紙/拓本
行数/字数27 行/行約 70 字
大きさ縦 257cm、横 108cm
管理/所蔵古代文字資料館/長田家所蔵
 長田夏樹氏旧蔵拓本の一つ。元朝の達魯花赤竹君之碑の碑身拓本。本碑には 蒙古語面と漢語面がある。この拓本は漢語面。末尾に至元4年(1338)の立石とある。
 冒頭に「大元勅賜故中順大夫諸色人匠都總管府魯花赤竹君之碑」とあり、 Jigünteiなる人物の事績を記した碑文である。渡部洋ほか(2012)は翻字的に「ジグンテイ」と 表記する。漢文面での表記は「竹温台」である。本碑の本格的な研究はCleaves(1951)に始まるが、 数年前に渡部洋ほか(2012)が出て、総合的な研究を日本語で読めるようになった。

参考文献:
Cleaves,F.W.(1951)“The Sino-Mongolian Inscription of1338in Memory of Jigüntei.”HJAS 14,pp.2-104.
渡部洋ほか(2012)「漢文・モンゴル文対訳「達魯花赤竹君之碑」(1338年)訳註稿」 『大谷大学真宗総合研究所研究紀要』第29号,pp.107-238.
(文責:中村雅之2015.4.22)

碑身蒙古語面はuz2p01、碑額蒙古語面はuz2p03、 碑額漢語面はuz2p04を参照。