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資料名康煕通宝
資料記号mz2k02
文字/言語漢字・満洲文字/漢語
材質/形態銅/穴銭
重さ4.5g(「背雲」による、大きさも)
大きさ直径27.80mm、厚さ1.29mm
管理/所蔵古代文字資料館/個人蔵
 清の康煕年間の貨幣。 表には漢字で「康煕通宝」とあり、裏には各地方鋳造局の略称とその漢字音が満洲文字で記されている。 ただし宝泉局は満洲文字のみの表記で漢字は記されていない。 この他に2・3の鋳造局が存在するらしい。 また下に掲げた中には重複があるが、満洲文字の書体がやや異なる。 配列は順不同である。
 満洲文字は左から順に、廣(guwang)、福(fu)、桂(gui)、 雲(yūn)、原(yuwan)、昌(cang)、蘇(su)、漳(jang)、 臨(lin)、東(dung)、宣(siowan)、河(ho)、浙(je)、同(tung)、 薊(gi)、寧(ning)、陝(šan)、[宝泉](boo ciowan)、 江(giyang)、陝(šan)、廣(guwang)、江(giyang)、臺(tai)。
 なお、最後の一枚(背臺)は贋作。詳細はmz2kff01を参照。