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1.アクロポリス

有名なアクロポリスのパルテノン神殿。



パルテノン神殿の北側に位置するエレクテイオン。 6人の女性像の柱(カリュアティデス)の並ぶ柱廊が美しい。 これらはレプリカで、本物はアクロポリス内の博物館でみることができます。



2.古代アゴラ

アクロポリスからみた古代アゴラ。古代アゴラは、アクロポリスに隣接しており、 アクロポリスに並ぶアテネ観光の目玉の一つ。 (写真下の緑の部分が遺跡。中央左の神殿は、鍛冶の神ヘファイストスと女神アテナが合祀されたヘファイストス神殿。)


アゴラは、前6世紀末、神聖で公的な空間としてその境界が明確に示されることになり、アゴラへと通じるそれぞれの道が中央の広場に到達する地点に、小さな大理石の境界石(ホロス)が設けられました。




同様の境界石が古代アゴラ内のアタロスの柱廊博物館にも展示されています。


3.ケラメイコス

古代アテネの墓地として有名。遺跡は、城壁の外と内に大きく分かれ、遺跡のゲートからエリダノス川という小川まで下りると左手に、裕福な私人の家族墓の並ぶ「墓の道」がみえてきます。







ケラメイコスにもいくつかの境界石が見られます。


入り口近くの博物館に展示されていたオストラシズム(陶片追放)で使われたオストラコン(陶片)。古代アゴラ内のアタロスの柱廊博物館にも展示されています。



4.国立考古学博物館

博物館の中央の入り口からまっすぐ進むと、ミケーネ遺跡の出土品が展示されている部屋に入ります。この黄金のマスクは、ミケーネ遺跡のシュリーマンによる発掘で名高い円形墓域A(5号墓)からの出土品。(前16世紀)


黄金の天秤。3号墓からの出土品。(前16世紀)蝶々は魂のシンボルとされています。


それぞれ、労働者(タブレットA)、羊毛の量(タブレットB)に関する記録。(前13世紀・ミケーネ)





5.その他の観光地

アテネからバスで2時間ほどのスニオン岬にあるポセイドン神殿。


イリウ・メラトロン(シュリーマンの家)。シュリーマンの住んでいた家が古銭博物館として公開されています。


無名戦士の墓。碑の両脇に民族衣装に身を包んだ衛兵が一人ずつ立っており、30分ごとに持ち場を交代します。


ローマ時代初期のアゴラ(=ローマンアゴラ)。